こんにちは、鉄狼です。
人狼アプリの「人狼殺」について、6人村の「村人」の立ち回りについて解説します。
なお、6人村の基本的な流れは下記の記事になります。
初心者の方はまずこちらの記事から確認をお願いします。
人狼殺6人村:村人編
村人のミッション
今回は占い師が2人Coしている盤面を考察します。
村人のミッションとしては次の2つになります。
1.占い師の真偽を見極める(占い精査)
2.ニセ占い師の相方探し(ライン考察)
考察を簡単にするために2つに絞りました。
残りは注意点で挙げます。
また、前提として「1周目の役職口頭Coのみ」、「2周目以降のチャットCo有り」とします。
占い精査
6人村では1日目の占い精査が最も重要です。
村人陣営はここを外すとほぼ負けます。
村人にとってはここが全てといっても過言ではありません。
占い師の単体精査
基本は占い師の単体精査です。
どちらが真っぽくて、どちらが偽っぽいか。
ベテラン勢だと、ほとんど単体精査で見極められないため、後で解説する盤面考察やライン考察も併せて考慮します。
・発言に矛盾がないか
単体精査として、まず占い師の発言の「矛盾」を見ることをお勧めします。
相手が初心者で人狼の場合、けっこうやりがちなのが発言に矛盾が出るケースです。
例えば、下記のケース。
占い師として「2番」と「5番」が出ています。
ここで、「2番」が自分の占い先にもかかわらず「4番が黒いな」という発言を残したとします。
すると、「2番は4番に白出し」しているのに「2番が4番を疑っている」わけですから矛盾しています。
そうすると、2番の占い師が偽の可能性がかなり高いとなります。
この例はすごく基本的なことですが、初心者はかなりやってしまいます。
人狼陣営は嘘をつくので、発言に矛盾が出やすいのです。
この矛盾を拾えれば、占い精査はかなり簡単になります。
・考察を伸ばさない
人狼としては自分の発言にボロが出るのを恐れます。
また、考察をして村に利益があるような情報を落とすことを嫌がります。
そのため、人狼は考察を伸ばさないことが多いです。
考察の伸びない占い師は人狼の可能性が高いです。
これはライン考察やグレー精査をしていない占い師にも当てはまります(グレーとは役職Coをせず、村か人狼か判断のつかない人)。
例えば、相方占い師の怪しい所だけを叩き、その他の村人にあまり触れない等です。
こういう占い師も考察をしていないに等しいので、人狼である可能性が高くなります。
・グレーを叩かない
人狼である場合、グレーを叩くと少なからずヘイトを買います。
嫌われるというか、嫌悪感を持たれるというか。
批判されるとムカつくのが人間です。
人狼ゲームは感情を排してやらないといけないですが、所詮人間ですからね。
もちろん、本物の占い師であれば、感情に訴えかける発言をして、本物アピールが有効である場合は多々ありますが。
ヘイトを買うと感情的に投票されてしまうことがあります。
これを恐れ、人狼は村人からヘイトを買わないような発言を繰り返すことがあります。
本物占い師であれば、もう一匹の人狼を探さないといけないため、ある程度グレーの怪しいところを叩いていく必要があります。
逆に、人狼は唯一盤面が見えているので、村人を不用意に叩きにいく必要はないですから。
無難な発言に終始する占い師はヘイトを買わないようにしており、且つ考察もしていない印象になるため、人狼だと疑って良いでしょう。
6人村は、この辺を手掛かりに占い師の単体精査を進めてください。
ただし、ベテラン勢は人狼であっても発言に矛盾はないし、グレーをぶっ叩くし、考察が伸びます。
そのため、ベテラン勢を単体で判断するのは厳しいと思います。
この辺りが6人村は運ゲーといわれる所以でしょう。
慣れてきたら9人村をオススメします。
続いて、ライン考察をご説明します。
ライン考察
ライン考察は偽物占い師の相方の人狼を探す行為です。さらに占い師の精査にも使うことができます。
画像の「1番」の位置から発言が始まり、時計回りに発言していくとします。
最後の発言者は「6番」です。
「3番」が占い師Coし、「1白」を打ちました。
また、「6番」が占い師Coし、「4白」を打ちました。
この盤面を参考に考えます。
なお、1日目は「騎士Coがない」という前提で考えます。
今回は「占い特攻」は考えないことにしますが、「囲い」の概念は理解しないといけません。
下記の記事を参考に「囲い」だけは理解しておいてください。
慣れたら「占い特攻」も見ておきましょう。
では「1番」が村人だとして、「1番」の目線で盤面を見ていきましょう。
特攻がない場合、盤面は「フラット」です。要は互角という意味です。
ライン考察の基本は、「占い師を人狼と仮定して相方を探す」のです。
まず「3番」から考えます。3番は自分(1番)を占っていますが、本物の占い師かどうかは分かりません。
「3番」を人狼だと仮定します。
すると人狼ペアの選択肢は以下の通り。
・3-2
・3-5
この2択です。「6番」を真の占い師としているので、「4番」は白確定です。
※注意点
ここで絶対やってはいけないのが、3-4狼と置くことです。
初心者の方がよくこの考察をしますが、100%あり得ません。
「占い師」と「対抗占い師の占い先」が人狼ペアになることは絶対にないので頭に叩き込んでおきましょう。
では、続いて「6番を人狼」と仮定してライン考察します。
・6-2
・6-4(囲い)
・6-5
この3択です。
「6番が人狼」の場合、選択肢が3択に増えるので厄介です。
「1番」目線で、全て狼ペアが出揃ったので、まとめますとこの5択です。
・3-2
・3-5
・6-2
・6-4(囲い)
・6-5
この5択から最も怪しいと思うペアの占い師に1日目は投票してください。
3番と6番の占い師の「単体精査」がつかない場合、相方位置から占い師を判定するのもありです。
例えば「4番」が単体で黒い場合、6-4の「囲い」が濃厚です。
「2番」や「5番」が黒い場合、彼らが擁護している占い師を疑いましょう。
「2番」が黒いとします。「2番」が「6番」を疑っているならば、「2番」は「3番」をかばっている可能性が高いです。
そうすると、「6番」が真の占い師だと予測します。
高等テクニック「ライン切り」
人狼ペアが互いに関係を疑われないように、相方を叩き味方でないことを演出するのが「ライン切り」です。
例えばこの盤面を見てください。
「5番」と「6番」が人狼だったとします。「5番」は「6番の占い師」を疑うことで、村に「5-6ラインはないな」と思わせることができます。
さらに多少不利になったも、投票で「6番」に入れることで5番は村から疑われにくくなります。
特に見られるのは「6番」が真目を取れていないとき。
このときは「5番」だけ「6番」を擁護していると「5-6ライン」が濃厚と思われてしまいます。
そんなときは、「5番」は「6番」を見捨て保身する方が勝つ確率が上がるので、ラインを切りにいきます。
上級者がよく使う手法ですので、気を付けてください。
まとめ
6人村での村人のミッションとして2つ挙げ、それぞれの手法について解説しました。
1.占い師の真偽を見極める(占い精査)
2.ニセ占い師の相方探し(ライン考察)
なお、2日目以降の村人の動きはこちらにまとめてありますので、ご覧ください。
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