ブラック職場で助け合っても無駄だった話


若ハゲ29です。


以前、ブラック職場に勤めていましたが、社会の非情なシステムを学びました。
弱者が寄り添ったところで、メリットがないんです。


今回は昔の出来事を振り返っていこうと思います。


ちなみに以前の会社の組合はほぼ解体されてしまい、今後は会社側の力がますます強くなることが予想されます。
退職したので、もう関係ないんですけどね。


職場で助け合っても無駄だった話


以前は温情主義だった私



以前、私は弱い者の味方でした。
前の会社ではうつ病で休職して復帰した人のケアをしていたんです。


その人は残業100時間くらいでついに病んでしまったと。


飲みに誘ったり、Lineで愚痴を聞いたりと、私は先輩としてフォローをしっかりやっていました。
なぜ、この人がこんなに追い詰められるのかと会社を信頼できなくなっていました。


私も残業60時間ぐらいはやっていましたからね。
私自身も当事者として冷静な判断はできていなかったように思います。


ただ、困った後輩を助けることは普通だと思っていましたから。
正しいことをしているという考えは根底にありました。


会社の論理



今なら冷静にその当時の状況を振り返れる気がします。


まず、職場環境。
全員が残業45時間超えの忙しい職場でした。


係長は残業200時間ぐらいやっていたように思います。
鉄人のような上司でしたわ。
ちなみに係長も異動して新しい人がきましたが、新しい人も凄かったので2代連続して鉄人でした笑


会社の論理としては、正社員で定給で使い放題の社員を使い倒すと。
そして、潰れたら補充すればいいわけです。
一流企業だったら人材は贅沢いわなきゃ取り放題ですよ。


そして、この試練を乗り越えたら優秀だとみなし、昇進させると。
このシステムで社員の能力を自動的に選別できますね。


管理職になればプレッシャーは一般職の比ではないですから、これぐらいの試練は乗り越えてもらわなきゃ困るのかもしれません。


つまり、会社としては使えない社員は要りません。
法律上クビにできないだけであって。
そのため、使えない人には厳しくあたるのが会社の論理です。


職場の論理


忙しすぎると潰れてしまう人が一定数出てくるわけです。
こういう人の周りの人間はどうすればいいのか。


私は「助ける」を選択したわけです。
しかし、それは冷静に考えると、システムに反していました。


彼の場合は職種と職場にミスマッチだったということです。
そして能力が不足していた。


その場合、留まり続けてもあまりいいことはありません。
職場の定数にカウントされてしまい、一方で彼の分が補充されるわけではないので、周りの負担を増やすだけで、周りからあまりよく思われません。


つまり周りに味方を作りづらい状況になります。
現に彼とタッグを組んでいた先輩は相当愚痴っていました。
彼は定時で帰れるのですが、先輩はその残り分を残業して処理するわけですよ。


人は不利益を被る相手には嫌悪感を表します。


ということで、職場的には彼にさっさと異動または辞職してもらって、優秀な人間が補充される方が助かるのでした。
私は彼を助けていたので、職場的には迷惑な行為だったのかと改めて思いました。


「いい人」は無理



「いい人」を貫いた私が得るメリットはなんでしょうか。
結論から言うと、彼からの信頼だけです。


まず、彼を助けても彼の業務に関わる人間や上司はいい顔はしません。
理由は上記の通り。


業務で彼と関わりのない人からは好感をもたれるかもしれません。
しかし、あの人を助けていて優しい人だね~ぐらいでしょう。


みんな他人にそこまで興味ないですからね。
仕事での付き合いの人間であり、距離も深さもたかが知れてます。


忙しい職場であると、職場の人間と深く付き合わない傾向は助長するように思います。


というわけで、メリットとしては彼からの信頼だけです。
ただし、彼が私に何かメリットを与えてくれるかというとそうでもないです。
基本、病んだ人というのは自分で精一杯ですし、他人を構う余裕はないですから。


職場の制度や空気感が変わるわけでも何でもありません。
私達の立ち位置は職場の少数派のやっかいな存在みたいなところでしょう。


そこで問われるわけです。


いい人で居続けられるかと。
メリット、デメリットを超えた付き合いを彼とするかと。


結局、私は彼を仕事でサポートすることはできませんでした。
そもそも所属グループが違ったのと、彼自身には重要な仕事が任されず、仕事の助けが要らなかったということです。


しかし、彼の評判は日に日に下落していく状況。
周りに同調して悪口は言いませんでしたが、悪口をいう人々を非難もできず。
完全な彼の味方はできず、彼の愚痴を聞くなり気持ちに同情するぐらいでした。


弱い者のために立ち上がるいい人は無理でした・・・。
仕事上での付き合いという関係に終わったのだと思います。


ギブアンドテイク


後日、私は異動となり、のちに退職します。


あの彼はどうなったか今では分かりません。
しかし、周りからの信頼を落としていたので、会社で報われる可能性は低いでしょうね。


以上の経験から、仕事で真の友情関係を築くのが難しい場合は、割り切ってギブアンドテイクの関係にした方がいいなと思いました。


ブラックな職場で助け合うとか私には無理でした。
私のケースの場合は、助け合っても誰もメリットがないのです。


今後は職場のドライ化はますます進んでいくと思います。
一つの企業に長くいる人が減るでしょうから。


職場の人間関係はギブアンドテイク。
そう割り切って生きていくと楽だな~と。

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