若ハゲ29です。
レイカーズとナゲッツのNBAの試合が12/23(月)に行われました。
前回の対戦ではレイカーズの勝利に終わったこの対決。
今回はどのような試合になるのか。
白熱の試合を振り返ります。
レイカーズ VS ナゲッツ ~NBA~
レブロン欠場

胸部の筋肉の痛みによりレブロンが欠場しました。
ゲームメイクをする男がいなくなると、レイカーズはどうなってしまうのかという観点で試合を見ることができます。
レブロンの代役はロンドが務めました。
ロンドがいるのでまだなんとかなりますが、ロンドも離脱すると誰もゲームメイクできないですから。
PGの不足はレイカーズの不安要素でしょう。

ただし5試合を欠場していたクーズマが復帰しました。
レブロン欠場のオフェンスの穴を埋めてくれるのか期待します。
試合は第1Qからディフェンスゲームとなりました。
シーズン中のレブロンの守備は良いとは言えないので、レブロン欠場でも普段と変わらずレイカーズのディフェンスは締まっていました。
ナゲッツは主要メンバーが健康で万全の状態です。
チームも5連勝中と勢いに乗っています。
守備は前評判通り安定しています。
オフェンスはというとレイカーズは前半からアンソニー・デイビスにボールを集めます。
前回の対戦でも25点をあげているデイビスはナゲッツを得意としているでしょう。
ヨキッチはデイビスのスピードについていけませんし、ミルサップはサイズで劣るため、デイビスを抑える手段を持たないナゲッツです。
インサイドをこれでもかというくらい攻めるデイビス。
前半はオフェンスをデイビスに任せ、チーム全員でディフェンスに専念するという方針でした。
ナゲッツはレイカーズとは逆に全員バスケットを展開します。
オフェンスも全員が満遍なく得点します。
ナゲッツが2点リードして前半を折り返します。
ナゲッツ怒涛のダブルチーム

前半でレイカーズの戦略を看破したナゲッツでした。
デイビス以外にこれといった攻め手を持たないレイカーズ。
ナゲッツはデイビスにダブルチームを仕掛けます。
これがドンピシャにはまります。
デイビスのパスミスでナゲッツはスティールを連発。
一気に突き放しにかかります。
結局この試合で5ターンオーバーを記録してしまうデイビスなのでした。
レイカーズのスリーポイントが決まらず、インサイドの守備がますます固くなるナゲッツ。
デイビスを集中的に守られ攻め手を欠くレイカーズ。
頼りのクーズマも16点を稼いではくれたものの、インパクトのある活躍を見せたとは言えません。
2ターンオーバーをやってしまいます。
今日はシューターのクックが入りますが、2点(FG20%)3ターンオーバーと完全に足を引っ張ります。
ナゲッツはスリーポイントの確率は上がらないものの、ターンオーバーからのファストブレイクで着実に得点を積み重ねます。
ナゲッツは猫がネズミをいたぶるようにレイカーズを追い詰めていきます。
結局第4Qの前半のうちに20点のリードをつけ、ジエンド。
試合結果は128-104でナゲッツの完勝でした。
レイカーズは泥沼の3連敗です。
ターンオーバーが課題
前回試合の12/20のバックス戦でも露わになったレイカーズの弱点は「ターンオーバー」です。
この3試合の負けでは必ず相手を上回るターンオーバーを記録しています。
ボールコントロールの上手い選手の補強は必須かもしれません。
この試合はグリーン、ロンド、クーズマ、KCP、ハワードの5人が2ターンオーバー。
合計10ターンオーバーで5選手合計がナゲッツのチームターンオーバー総数を上回っているという。
チームとしてこれからどのようにターンオーバーを改善していくのか注目していきたいです。
またレブロンが欠場するとデイビス頼みのオフェンスになり、読まれやすくなります。
クーズマも結局、オフェンスの柱になれるような存在でないことが分かってしまったような。
レイカーズには優秀なスコアラーとボールハンドラーの補強が必須のように感じました。
スコアラーにはスリーポイントの上手い選手が欲しいところです。
ウェスタンの首位を走り好調に見えたレイカーズですが、徐々に弱点が見え始めました。
対戦チームが分析して対策を練れてきたのでしょう。
現状では優勝が遠いため、トレードで補強をすることになると思います。
クーズマトレードの匂いはプンプンしますね。
最悪の流れでクリッパーズとのクリスマスゲームを迎えることになったレイカーズ。
レブロンもデイビスも万全の状態ではありません。
大敗だけはしないようにしてほしいです。
コメントを残す