若ハゲ29です。
レイカーズとヒート(以下「マブス」)のNBAの試合が12/13(土)に行われました。
西の1位と東の2位の上位攻防戦です。
白熱の試合を振り返りたいと思います。
レイカーズ VS ヒート ~NBA~
バトラーが引っ張るヒート

NBAで最もストイックな男「ジミー・バトラー」がマイアミ・ヒートを引っ張ります。
バトラーはある意味問題児でもあり、そのストイック性を周りにも求めるため、たびたびチームメイトと衝突してきました。(youtube参照)
2018-2019シーズンに在籍していた76ersからマックス契約を提示されたものの、それを蹴ってヒートと4年150億円の契約を結びました。
ヒートのハードワークカルチャーに惹かれたことが一番の影響だと言われています。(下記事参照)
若手の多いヒートでまさにチームの中心として、バトラー色を前面に出せているのでしょう。
朝3時半に起床しチームメイトと練習しているようです。
ストイックなチームは強いですよね。
何より団結力が違います。
イースタンの2位はチームカルチャーのおかげかもしれません。
バトラーは波乱万丈な人生を送ってきました。
青年期の苦い経験がストイックさを生み出したのでしょう。
ちなみにバトラーが衝突を起こしたウルブスは現在、ウェスタンカンファレンスの10位に低迷しています。
バトラー残せばよかったのに・・・。
さて、試合の話に戻ります。
ヒートは第1Qからスリーポイントが好調。
そして、第2Qではパスをよく回し、イージーバスケットを展開し点差を広げ、前半を8点リードで終えました。
バトラーは前半おとなしい印象です。
彼は勝負所で前面に出るチーム戦略なのでしょうか。
アデバヨ、ナン、ジョーンズとヒートの若手が点を重ねていきます。
ヒートの今シーズンの優勝は難しいかもしれませんが、どのチームよりも伸びしろのある若手を抱えているため、来年以降とんでもないチームになりそうです。
ブラッドリーが復活したレイカーズ

怪我からブラッドリーが本格的に復帰しました。
まだスタメン出場はしませんが、今日は18分のプレータイムを得ています。
彼が不在の間、レイカーズでは「ブラッドリー・チャレンジ」といって、彼がいたときのディフェンス数値を目指すようチームとして取り組んでいたそうです。
ブラッドリーはこの試合でも足が動き、ディフェンスでハードワークしていました。
得点は10点とオフェンスもまずまずの活躍です。
彼が復帰したことでディフェンスが崩れる試合は少なくなりそうです。
レイカーズの前半はスリーポイントがイマイチ決まらず、インサイドをがっちり守られ、オフェンスで苦戦を強いられました。
そして、レブロンがターンオーバーを連発し、失点に繋がったのも痛いです。
前半をリードされたレイカーズでしたが、第3Qから巻き返しをスタート。
ヒートのオフェンスが停滞している間に着実に得点を重ねます。
KCPやグリーンのスリーポイントが決まりだし、ようやくヒートのインサイドが広がり、レブロンのドライブが成功します。
後半からレブロンが復調し、第3Qで3点差をヒートにつけ返す展開となります。
HCのフランク・ボーゲルはチームの軌道修正が早くて上手い優秀な男です。
一進一退の攻防戦

勝負の第4Qですが、レイカーズがサイズアップし、リバウンドを確実におさえにきます。
一方ヒートは勝負所でスリーポイントをねじ込み、食い下がります。
本当に僅差の勝負だったと思います。
しかし、レイカーズのリバウンド力がやや上回ったかなと。
ナンがスリーポイントをねじ込み1点差まで詰め寄るのですが、レイカーズはシュートを外してもオフェンスリバウンドを取り、セカンドチャンスに繋げられました。
勝負所でのサイズの利点の大きさを痛感しますわ。
個人的にはドワイト・ハワードが勝負所でオフェンスリバウンドを取ったのが大きかったです。
こういう地味な役割に徹してくれるロールプレイヤーがいることがレイカーズの強みでしょう。
ドラフト1位の男にディフェンスとリバウンドに注力されると、なかなか相手は厳しいです。
バトラーが最後に同点スリーポイントを狙うも、アンソニー・デイビス(AD)にディフェンスされ決まらず、ゲーム終了。
試合結果は113-110でレイカーズの勝利。
ADに終始安定した活躍を許したのもヒートの敗因かもしれません。
33点10リバウンドのダブルダブルをやられました。
前の対戦でも30点に迫る活躍をされているので、仮にファイナルで対戦する場合はAD対策をすることが必要になりますね。
レイカーズは年内にバックスとクリッパーズというライバルとの対戦を控え、調子を上げてきています。
今から楽しみでなりません。
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