若ハゲ30です。
NBAといえば、世界最高のバスケットボールリーグです。
世界最高峰の選手しかいない環境で、その中でも別格のスーパースター達がオールスターに選出されます。
さらにその中でも最高の5人がオールNBAファーストチームに選出されます。
まさに人間を超えた宇宙人たちがオールNBAなのです。
このオールNBAファーストチームというのはシーズンの成績で決まり、ケミストリーなどは考慮されません。
ということで私はすべてを加味したNBAベスト5を選出しました。
私が選出した5人は2020年時点で全員現役選手です。
ちなみに歴代ベスト5でも私はこの5人を選出します。
歴代NBAベスト5といって過言ではない5人をご紹介します。
Contents
NBAベスト5はこれだ!
NBAベスト5のメンツ
PG:レブロン・ジェームズ
SG:クレイ・トンプソン
SF:ケビン・デュラント
PF:ヤニス・アデトクンボ
C :アンソニー・デイビス
いきなり結論ですが、この5名です。
ジョーダンが入ってないじゃないか。コービーはどうした。
批判はわかっていますが、この5人です。
このチーム名を「若ハゲ5」と名付けます。
若ハゲ30が選出したからです。レブロン以外はハゲていませんが、許してください。
一人ひとりご紹介します。
PG:レブロン・ジェームズ
まずはこの人。
NBAのキングことレブロン・ジェームズです。
私は彼こそがジョーダンやコービーを抜いてNBA歴代のNo.1選手だと思っています。
史上最高の選手を選出しないわけがありませんよ。
レブロンの強み
レブロンの強みは色々ありすぎますが、筆頭は「史上最高のオールラウンド能力」です。
レブロンはスリーポイントがやや弱いのとフリースローが少し下手なのを除けば、すべての能力が超一流です。
1.スピード・パワー・高さの3拍子を誇る最高のフィジカル
2.得点歴代3位に食い込む抜群のスコアリング力
3.アシスト歴代10位に食い込む高いパスセンス
4.ケガへの耐性が最高(おそらく歴代No.1)
5.チームの中心を担う高い統率力
これらに加え、高いディフェンス能力、リバウンドも取れますし、他にも挙げたらキリがないくらいあります。
弱小キャブスをファイナルまで一人で導けるのはレブロンくらいでしょう。
おせじにも強い選手がいるとは言えなかったキャブスを常勝軍団に引き上げられる万能さはレブロンしか持っていません。
ジョーダン、コービー、カリーといった選手も素晴らしいのですが、「チームを勝たせることができる能力を一人で持っている」という点でレブロンには適わないと思います。
ですから、彼が歴代最高の選手だと思います。
レブロンの起用法
さて、若ハゲ5ではレブロンをPGとして起用します。
(レブロン本来のポジションはSF)
PG起用の理由としては、レブロンがPGに必要な能力を全て持ち合わせ、さらにサイズがあるからです。
対抗チームに小さいPGがいたときにすぐにミスマッチができ、ドライブで中に切り込めます。
PGサイズの選手がレブロンのドライブを止められるとは思えませんね。
どんなに外が打てる選手でもレブロンを止められないと試合がきつくなります。
また、ポジションが被るデュラントをSFで起用したいので、レブロンとデュラントを共存させるためにどちらかをPFとして起用するよりは、レブロンをPGとして起用したほうがチームが強くなると判断しました。
レブロンにはチームの主柱を担ってもらいます。
まず、パスをスコアラーに供給してもらうことがメインの仕事かと。
さらに、相手のスキをついてガンガンドライブしてほしいです。
また、レブロン、デュラント、ヤニスのトランジション(速攻)に相手チームはついていけなくなるでしょう。
さらに黄金コンビのデイビスへのタッチダウンパスもあります。
なんといってもレブロン一人いればゲームが成り立ってしまうオールラウンド能力は絶対に外せません。
PGの対抗馬はマジック・ジョンソン、ステフィン・カリー、クリス・ポール、ジェイソン・キッド、ウェストブルックとたくさん優秀な選手がいるのですが、正直あまり悩みませんでした。
SG:クレイ・トンプソン
SGが一番悩みました。
なにせ、対抗馬がたくさんいるのです。
正直、ここはジョーダンでもコービーでもチームは十分に機能します。
ただし、チームの特徴をより引き出すならばクレイ・トンプソンです。
トンプソンの強み
歴代最高のチームを作ったウォリアーズ。
カリーの功績が高いように見えますが、チームの土台はトンプソンだと私は思っています。
デュラントが抜けた2019-2020のウォリアーズはリーグ最下位に沈みましたが、そもそもデュラント抜きで優勝しているチームなのです。
なぜここまで落ちたかというとトンプソンが故障で離脱していたからです。
トンプソンはリーグで最も過小評価されている選手の一人です。
SG はオフェンス自慢の選手がたくさんいます。
代表的な選手はハーデンでしょう。
しかし、この類の選手に多いのがディフェンスがイマイチであること。
ハーデンはオフェンスは歴代最高といっても過言ではないのですが、ディフェンスがあまり上手くありません。
対して、トンプソンは抜群のスリーポイントシュートを持っていながら、高いディフェンス能力も備えているのです。
若ハゲ5は「穴のないチーム」というコンセプトなので、ディフェンスができない選手は漏れてしまうのです。
最高クラスの戦いで穴があればそこをつきます。
相手にハーデンがいれば、ジョーダンやコービーを起用するチームにそこを徹底的につかれ、苦しい戦いになります。
そうすると、クレイ・トンプソンのような攻守両面を備える選手が不可欠です。
ちなみに身長は201 cm と SG ではなかなかのサイズを誇ります。
同ポジションではミスマッチにならないことも大きな強みです。
トンプソンの起用法
トンプソン最大のオフェンス武器はスリーポイントですが、ミドルレンジのシュートやドライブも上手いです。
さらにリーグ屈指のディフェンス能力があります。
「若ハゲ5」では「3&D」の役割を主軸にデュラントともにスリーポイントのスコアリングに期待します。
近年のNBAではスリーポイントが非常に重要な要素になっています。
攻撃力が2ポイントの1.5倍なのでスリーポイントで得点できないと勝つことが非常に難しくなります。
そのためベスト5を選ぶ主眼として「スリーポイントで得点できるか?」という軸を持つ必要があります。
ジョーダンやコービーと比較してトンプソンを選択したのはスリーポイント能力です。
「スリーポイントが上手い」という選手がチームに2人はいないと火力で負けます。
「若ハゲ5」ではオフェンスマシーンがたくさんいるので、トンプソンがフリーになりやすく、オープンスリーをたくさん決めてくれます。
そして、ディフェンスではきっちりエースを抑えてくれると思います。
SF:ケビン・デュラント
最強ウォリアーズへの加入をきっかけに一躍NBAのヒールとなってしまいましたが、デュラントの能力には微塵の疑いもありません。
歴代最高のスコアリングマシーンでしょう。
デュラントを抑えられる選手はNBAにはいません。
デュラントの強み
デュラントは208cmの体格にガードのスキルを持ち合わせる選手です。
対小さい選手であれば高さのミスマッチ、対大きい選手であればスピード、ドリブルスキルで抜き去り、誰とでもミスマッチが作れます。
レブロンも同様の反則フィジカルとスキルですが、デュラントはレブロンよりシュートが上手く、スコアリングではレブロンを凌駕します。
上記リンクのドリブルスキルでドライブすればインサイドで簡単に得点を取れます。
そして、シュートはキャリアでFG 50%、3pt 40%、FT 90%に迫る抜群の安定感を持っています。
ハーデンと並び歴代最高のオフェンスプレイヤーです。
ディフェンスは注目されませんが、ブロックが上手く間違いなくディフェンス能力も高いです。
少なくとも穴になるレベルでは全くありません。
デュラントの起用法
若ハゲ5の「スコアリングリーダー」の役割を担ってもらいます。
ガンガン点を取ってくれるでしょう。
特にデュラントとトンプソンでスリーポイントを多く放ち、コートを広く使ってもらいたいですね。
さらに、若ハゲ5の主軸は強固なディフェンスからのトランジションなので、レブロン、ヤニスと共に走ってもらいます。
チームが苦しい時にもデュラントがいればオフェンスは何とかなるでしょう。
周りに優秀なスコアラーがたくさんいるので、オフェンスの負荷がデュラントにかかり過ぎることもないと思います。
そのため、ディフェンスでも頑張ってもらいます。
PF:ヤニス・アデトクンボ
ギリシアが生んだ怪物ヤニス・アデトクンボをPFに選出しました。
シャックかヤニスが怪物ランキングトップなのですが、私はヤニスのほうがヤバいと思っています。
ヤニスの強み
まずフィジカルでいえば間違いなくNBA歴代No.1です。
あんな無茶苦茶な身体能力は前代未聞です。
211 cm の巨躯にガードのスピード(ガードをも超えてるように感じます)を備えています。
バックスは2019-2020シーズンでトップを走るチームですが、ヤニスレベルの大物はチームにいません。
間違いなくヤニス一人が引っ張るチームなのです。
レブロンのようにチームを一人でも勝たせる能力がヤニスにもあります。
それは、ヤニスがレブロン同様にオールラウンダーだからです。
バックスではPGの役割も果たしています。
ボールを運べて、パスが出せて、リバウンドが取れて、得点できて、ディフェンス上手くて・・・。
まさにセンターの体格でガードのスキルを備える超人です。
ヤニスの恐るべきところは効率の良さです。
2019-2020シーズンでは30分くらいの出場で30得点を叩き出しています。
最高の武器はリングへのアタックでしょう。
あの高さ・パワー・スピードでドライブされたら誰も止められないですから。
少なくとも現役No.1のドライブ能力です。
スキルはまだレブロンに及びませんが、フィジカルはレブロン超えてます。
オールラウンダーでもスキルを重視するならレブロン、フィジカルを重視するならヤニスといったところでしょうか。
二人とも史上最高のオールラウンダーの一人です。
ヤニスの起用法
若ハゲ5ではレブロンにパスの負担がかかり過ぎてしまうので、ヤニスを入れて負荷を分散させます。
オフェンスではダブルポイントフォワードとしてゲームメイクしていくスタイルです。
ボールを回して巡りを良くしてくれるでしょう。
わがままな選手ではないので、チームのために尽くしてくれるところも魅力です。
前述のとおり、レブロンとヤニスに走られたら対戦相手は青ざめるでしょう。
若ハゲ5の攻撃の主軸としてトランジションオフェンスを敷くので、ヤニスはその中心としてコートを縦横無尽に駆け回ってもらいます。
ディフェンスではアンソニー・デイビスとのツインタワーを形成します。
どちらかがゴール下から引きずりだされても、片方がリムプロテクターとして残り、インサイドのディフェンスは盤石です。
あの身体能力でリング下にいられたら対戦相手は気絶します。
さらにスイッチされても、基本的に誰でも守れるので何も問題ないです。
オールラウンダーとしてレブロンと共に何でもやってもらいます。
C:アンソニー・デイビス
最後はこの方。
アンソニー・デイビスです(以下AD)。
2019-2020のレイカーズではレブロンの相方としてウェスタンの1位に君臨しました。
何気にADもオールラウンダーなんですよね。
何でもできます。
ADの強み
ADはビッグマンとして歴代最高のスキルを持っています。
スラムダンクのリアル河田兄と呼ばれるように、高校時代に20cm背が伸びたことで、ガードのポジションからセンターポジションにアップしました。
ガードのスキルをセンターが発揮するというチートです。
ドリームシェイクのようなステップワーク、フックシュート、豪快なダンクといったセンターの能力に加え、スリーポイントも打てる広いシュートエリアを持っているので、抑えるのが非常に難しい選手です。
さらに、ADは走れるんですよね。
レイカーズではレブロンからのタッチダウンパスをゴールに沈める姿を何回も見ました。
トランジションオフェンスにも適している万能な男です。
そして、注目すべきはそのディフェンス能力。
現時点ではまだわかりませんが、2019-2020シーズンではジャズのゴベアかADがDPOY(最優秀ディフェンダー賞)をとるのではないかと言われており、現役ではリーグ最高のディフェンス能力を持っています。
なんといってもブロック能力でしょう。
過去3回のブロック王を獲得しています。
オフェンスだけでもヤバいのに、ディフェンスが最強とか意味不明です。
実力は歴代屈指なので、あとは優勝リングだけという状態ですね。
ADの起用法
まず、ディフェンスの主軸を担ってもらいます。
前述のとおり、ヤニスとのツインタワーでゴール下は譲りません。
どちらかのブロックがさく裂します。
ガード相手にも対応可能なので、スイッチディフェンスでもスキを突かれることはないでしょう。
ディフェンスで唯一の懸念材料はシャック対策ですね。
ベスト5になれば相手チームにシャックが混ざっていることが多々あります。
シャックは 216cm 150kg ありました。
ADは 208cm 115kg 、ヤニスは 211cm 110kg です。
シャックとインサイドでやり合うにはパワーが不足します。
ダブルチームで抑えるか、ハックアシャックでフリースローを打たせまくるかという選択肢かと。
ある程度はインサイドでやられることは許容範囲としましょう。
ただ、シャックが相手の場合、シャックもADを抑えられません。
ADのスピードについていけませんし、シュートレンジが広いので外まで引きずり出されます。
さらに、若ハゲ5の主軸はトランジションオフェンスなので、シャックを置き去りにできます。
チーム戦略でシャックは倒せるかと思います。
続いてオフェンスでは、インサイドでガンガン点を取ってもらうのと、広いシュートレンジでごっついインサイドディフェンダーをゴール下から排除してもらいます。
また、トランジションに加わり、レブロンとの黄金コンビを見せてもらいます。
ADがいれば攻守が安定して盤石なゲームが展開できそうです。
まとめ
本記事では、私が考えるNBAのベスト5を挙げ、選手の特徴をご紹介しました。
PG:レブロン・ジェームズ
SG:クレイ・トンプソン
SF:ケビン・デュラント
PF:ヤニス・アデトクンボ
C :アンソニー・デイビス
チームの強みとしては以下の通りです。
1.ディフェンスに穴がない
2.最高レベルのトランジションオフェンス
3.広い得点エリア
4.完璧なサイズ
5.苦しいときに個人能力に頼れる
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