心がラクになる生き方【書評】



若ハゲ29です。

今回は書評をします。
ツラい時に読んでほしい本を紹介します。

ハゲだと辛いこともあると思うので、そういう時に読んでください。

「心がラクになる生き方」

本の概要など


南直哉さんというお坊さんが書いた本です。
修行の厳格さからダースベイダーと呼ばれたそうです。

厳しい修行をされた方の本は個人的にかなり信用しています。
常人にはあれは無理ですよ。(千日回峰行とかやばいです)

人間生きていると、本当に嫌になることばかりです。
悩みだらけになる。

そんな悩みを抱えている方にお勧めの本です。

このままだとやばい。
当時私はずっとそう思っている時期があり、そんなときに読んで心がすこし楽になりました。

簡単に言うとマインド改善本です。

下記に印象的だった言葉を列挙していきます。


メッセージ一覧


自分を大切にすることをやめる


人はこの世にたまたま生まれ、他人から自分にさせられたとあります。

人間って基本は受け身な存在だよねという話です。

そして、「自分」という定義は曖昧。
強いて言うなら、「自分」とは自らの記憶と他人からの承認だと。

そんな無理やり自分にさせられた自分と折り合いをつけ、苦しさに立ち向かうのではなく、その状況を調整し、やり過ごして生きていくこと。

これが自分を大切にすることをやめること。

諸行無常


仏教には諸行無常という概念があります。

永遠なものはこの世に何一つないという考え方です。

さらにいうと、生きること自体に意味などない、自分の存在には確かな根拠がない、人の存在には確固たる根拠などない、となります。

個人的にこれは僕の思考のベースにもなりました。

永遠なものなんて何一つないのだから、変化して当たり前。
この変化を受け入れるのが当時、私は辛かったです。
留まり続けるのが正解に見えてきますからね。

ベースの思考を「変化して当たり前」にしようと実行中です。

一切皆苦


恐ろしい言葉です。

この世の全ては苦だと言っているわけですから。

確かにハゲって苦しいもんな・・・。
仕事って苦しいもんな・・・。

だけど「一切皆苦」が強烈な救いになる人たちがいるといいます。
どうにもならない状況の人、現状に違和感を覚える人 etc…。

苦しくて当たり前。

借り物である自分を引き受け、どうにか元気づけ、大丈夫だと励ましながら、人生を終えるその日までこの世を渡っていく。

そういう方法もあるよと著者はいいます。

なりたい自分になれなくたっていい


著者は「なりたい自分になる」には無理があると断言します。

私たちはそもそも自分とは何かすら分かっていないからです。

たまたま生まれ、他人から自分にさせられたのだから、自分に対して居心地の悪さを感じるのは当然なのだと。

だから、充実した人生を送る、自己実現して生きるといった物語からは降りてもいいと。

無理して充実させようとする人たちに対して、さぞ苦しいだから、力を抜いて大したことのない自分を生きればいいと言います。


人生を棒に振るくらいの気持ちで生きれば、ちょうどいい


筆者は多くの方を弔っていく中で、「人生の最後に一生を振り返ったとき、多少の満足といくつかの後悔が残るのが普通」だと分かったそうです。

それなら、たいていのことはやり過ごしていいのだと。
現在の悩みなんて死ぬ間際には覚えてもいない。

人生を棒に振るくらいの気持ちで生きれば、ちょうどいい。
決断に迷ったとき、人生を棒に振るくらいの気持ちでいきましょう。

私は転職でこのマインドでいきました。


生きるか死ぬか以外は大したことではない


人間にとって、生きるか死ぬか以外は大したことではないそうです。

そして、その視点を養えるかどうかが大事だと。

究極するとそうなのかもしれません。
この境地までは私は至っていません。

しかし、これを知っているか知らないかが重要だと思っています。
知らないと本当に絶望したとき、自殺しちゃうんじゃないかと思うんですよ。

本当に人生に絶望したときは、私はこのマインドで人生やり直します。


自分自分で判断できるのは、人生の「些事」だけ


大きな決断をする状況はたいていネガティブなものです。
そして、筆者はそのとき、「どちらを選んでも地獄だと覚悟せよ。」

といいます。

う~む恐ろしい。地獄を覚悟するとは。
そうすれば、少なくとも慌てることはないよと。
大して後悔することもないと。


置かれた場所で咲けなくていい


自分がどんな場所に置かれ、どんな状況にあろうと、それは一時的な状況であると。

全ては仮の宿で、絶対ではない。
一生安心といえる居場所など、この世にはあり得ないと。

この考え方は諸行無常ともつながります。

私はこれを知ったことで大企業に退職届を出せました。
職場だって仮の宿ですよね。
一年目の時は辞めるなんて想像していませんでしたが。


人生はネガティブで当たり前


筆者は悩んでいる人達が「ネガティブ」、「うまくいかない」などの言葉を自分に張り付けた時点で安心して、考えることをやめていると。

人生は複雑で、それぞれ環境や条件も違う。

考える手間を省いて、出来合いのノウハウを当てはめようとしても、うまくいくはずがない。

何十年もかけて自分の中育ってきた問題が、一発で解決することはありえない。

問題や感情に振り回されて、ストレスを感じるのか、手間暇かけることにストレスを感じるのか。どちらを選ぶかという話と主張します。

損得を棚上げにして、できることはやったのだという納得が得られるまで持ちこたえられれば、上出来だと。

確かに悩みってすぐに解決しないですよね。
こういうもんだと受け入れることができればいいんですよね。きっと。


テーマを決めて生きる


自分が大切にしているテーマが定まればブレないと筆者は言います。
奥さんを一番を大切にするなど。

そして注意も必要だと。

自分が決めたテーマを大事にすればするほど、「賭け金」が積みかさなるほど、「負けたとき」に受ける衝撃も大きくなる。

しかしそれも折り込み済みで考えることが大切だといいます。

いつかは自分の大切にしたいことや人、テーマは変わるかもしれない、失うかもしれないという前提で考える。

テーマを生きるとは負けることもあると承知の上で、自分の決めたことにかけていくこと。

私のテーマは何ですかね。
決まっていないからブレるし悩むのでしょう。

一点賭けは向いていないんです。
ブレたくなきゃテーマを決めろということですね。
そして負けもあると覚悟する。

うーん。非常に重い決断です。


生きているのも悪くないなと思える人生を生きる


一生を振り返っていい人生だったか悪い人生だったかなどは関係ないといいます。

死に際して「まあそこそこの人生だったかな」「いいことも悪いこともあったが、とりあえず生きたな」と思えれば十分だと。

そう生きるには「大切な自分」から降りて他人に自分を開くこと。損得勘定から離れ、人の縁を結ぶこと。

大したことのない自分が死ぬまで生きていかなければならないのは億劫なこと。しかし、生きているからには億劫なことをやるしかないと。

自分をなんとか使いこなしていくには、これだと決めた道で手間と暇をかける。そして、他人と問題を共有して取り組む。それがやるべきことになる。

やりたいことではなく、やるべきこと。


やるべきことですか。
ホリエモンはやりたいことやれ。ですから、真逆な主張ですよね。

私は自分の価値基準に沿って生きることがやるべきことなのかなと思っています。
そして、それはやりたいことなんです。

実はそれはすごく難しいことだったりします。
できるように手間と暇をかけるしかないですね。


感情が揺れても構わない


人は他人の海で生きなければならないため、ストレスや葛藤がないわけがないと筆者はいいます。

仕事や家族なんかもそうですよね。

大事なことは感情の波に巻き込まれたり、流されたりしないようにすることだと。
感情で揺れてもいいけど、こぼれない心が大切だと。


テクニカルに感情を止めろと。
一例として座禅を挙げておりました。

すげー納得です。

感情で自分の器からこぼれると、ロクなことになりません。
テクニカルに止める技術を身に付けたい・・・。

最近、座禅をしたいので、知り合いに教わろうかと思っています。


人脈も友達も、要らない


他人とは永遠に分かり合えないと断じる筆者。
理解しあえたと思ったときは、単に誤解で合意したことのようです。

そして、本当に大事な人間はせいぜい10人で、多くて20人。
多すぎる友達は心を疲弊させ、精神的な健康を害すると。

無理に友達を作らずとも、べきをやっていると人が必ず集まってくると。
自分にとってどうしても必要な人間関係を調整していくことを考えればいいだけのようです。

友達については色々な考え方があるでしょう。
社会人になると時間が限られ、プライベートで会う人の絶対数が減りますからね。
そんな貴重な時間を使ってでも会いたい人が友達なんですかね。

結婚式をするとその辺が明らかになっちゃったりします。
私は結婚式に来てくれた方は大切にしようと思いました。


まとめ


いかがでしたでしょうか。

ちなみにこの本は私は電子データでも購入し、書籍でも購入しています。
いつでも読めるようにしています。

辛い時にそばにいてくれる本。
そんな本ですね。

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