私たち凡夫は要らない階級になる!?~ホモ・デウス~


若ハゲ29です。

最近、話題の本を読んだので紹介します。
世界で1800万部売れた「サピエンス全史」の続編である「ホモ・デウス」です。


「サピエンス全史」では人類の歴史を振り返る内容で、過去のお話がメインでした。
「ホモ・デウス」では未来のお話が書かれています。


おぞましい未来のお話が・・・。


私たち凡夫は要らない階級になる!?



本の概要


まず本の概要をざっくり説明します。


一言でいうと、ごく一部の人類が進化し、神のような超人「ホモ・デウス」が誕生するだろうという予言です。
それを裏付ける様々な根拠でこの本が構成されます。


そして、大多数の人間は必要のない「無用者階級」になるだろうという予想もあります。
この階級の人々は「ホモ・デウス」とテクノロジーに支配されると。


本の詳細は省きますが、私はこの無用者階級という言葉に恐怖を覚えました。
家畜のような存在になり下がる訳ですから、人間の尊厳のようなものが失われるかもしれません。


この辺りを説明していけたらと思います。


20世紀では人間一人ひとりに価値があった


さて、20世紀まで話は遡ります。


20世紀では人間一人ひとりに価値があったと著者は言います。
それは経済と戦争において多量の人間が必要だったからです。


そして、「自由主義」や「民主主義」という概念が誕生します。
これらが栄えたのは、人間一人ひとりに権限を与えた方が、よく働くし、よく戦うからです。


だから、人間一人ひとり価値があるという認識が栄え、それを取り入れた国は成功しました。


しかし、21世紀になると状況は一変します。
以下の理由で大多数の人間が不要になる未来が待っています・・・。


21世紀では人が不要になる


現代はテクノロジーのおかげで状況が変わってきました。


核兵器というテクノロジーのおかげで戦争はなくなりつつあります。(いわゆる核の抑止力)
また、戦争があっても、未来ではドローン兵器などがメインとなり、多くの人は不要です。


そしてAI、ITの発達で労働力としての人が要らない状況ができつつあります。
タクシードライバーは近いうちに高い確率で失業します。ほかの業種でも失業がバンバン起きるでしょう。


経済、戦争という両面で大多数の人が要らなくなるわけです。
すると、自由主義や民主主義のような価値観も力を失うようになります。


そうなれば、個人に権限は与えられず、要らない無価値な人間が大量に出現すると。
つまり、テクノロジーの発展で戦争と経済で人が不要となり、個人はないがしろにされます。


これが1つ目の無用者階級の出現理由です。


権限はテクノロジーに移行する


自分の選択を自分で決定できるのが自由主義ですね。
これが根本から崩壊させるのがテクノロジーの進化です。


AIが進化するとAIは自分より自分たちのことを知ることができるようになります。


ひとりの人間が生まれた日から現在までの全てをAIは記憶し、他の人間のデータと比較し、自分にとって最適な選択肢をAIが提供してくれるようになります。
結婚相手の選別、選挙の投票先から、日々の食事まで。


すなわち、個人の感情や意識から決定権をはぎ取り、テクノロジー(書籍ではアルゴリズムと表現)に権限を与えるようになります。


こうなると人間は家畜のような存在です。
家畜はその肉体が価値として残りますが、人間はどうなんでしょう。


著者は大多数の集団としての人間の価値は残るが、個人ひとりとしての価値はなくなるといっています。


そのような世界では、個人データこそが、人間が依然として提供できる最も貴重な資源であり、私達はそれを電子メールのサービスや動画と引き換えに、巨大テクノロジー企業に差し出すだろうと。

これが2つ目の理由です。


まとめると、経済、戦争のようなマスな面で大多数の人間が不要となり、個人としてもテクノロジーに権限を移すため、ミクロでも人間個人としての価値、意義がなくなってしまいます。


無用者階級になる人たち


この本はあくまで予測であり、当然ですが確実な未来ではありません。
特にホモ・デウスの出現は本当にあるのか分かりません。


ただし、無用者階級については高い確率で出現するとみています。
というか、今すでに人が要らなくなってきているので、この傾向が増すだけな気がしています。


本の予測通りに進むならば、このブログをご覧になっている皆様も、そして書いている私もほとんどが無用者階級になるでしょう。


ホモデウスになれるのはイーロンマスクやマークザッカーバーグのような一握りの天才達でしょう。
彼らがホモ・デウスとして超人になり、我々を支配するのでしょう。


そして彼らと私たちは人種が異なるレベルで差異がでるようです。
まさに人と豚ぐらい違う存在になるという。


そんなリアル人種差別が始まる前に何かしないといけないのかもしれません。


何すりゃいいのかね・・・。
努力しても天才になれるわけでもないですからな。


ただ、働かなくてもよくなるかもしれません。
支配はされるかもですが、不快な感情は一切抱かずに人生をまっとうできるかもしれませんよ。
ある意味幸せになれるのかもしれません。


そう考えると暗い未来というわけでもなさそうです。


我々には2つの選択肢があります。
凄まじい才能と途轍もない努力を重ねて「ホモ・デウスを目指す」のか「家畜人間」になるのか。


私は後者を選びます笑
というか、なりたくなくてもなってしまいます。

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