若ハゲ29です。
最近、グルメ漫画の「1日外出録・ハンチョウ」にはまっています。
福本作品「カイジ」のスピンオフです。
とにかく、飯がうまそう!!

この絵では昼にお酒が飲めない社畜を肴にビールを飲んでいます。
ただし、ハゲがグルメ漫画にはまると危険なんです。
グルメ漫画に出てくる美味しい食べ物たちが頭皮に悪いからですね。
美味しい食べ物は脂分、糖分ともに多いですから。
ですが、あまりに面白いので魅力を伝えます。
ハンチョウが面白い!!
魅力1.欲望を抑圧された環境
※1巻より

設定を説明しておきましょう。
主な登場人物は以下の3人。
・ハンチョウ 大槻(主人公)
・沼川(ハンチョウの子分)
・石和(ハンチョウの子分)
この3人は多額の借金を抱えています。
そのため、地下の収容施設で借金返済のために強制労働を強いられています。
私設の地下刑務所といえば分かりやすいでしょうか。
ただ、普通の刑務所より辛いです。
写真のような建設現場の重労働を強いられます。
この重労働で班長を務めているのでハンチョウというネーミングです。
そして、食事がぱさぱさの必要最低限のものばかり。
栄養はほぼ得られない。
娯楽もほぼ禁止されています。
このような欲望が抑圧された環境が実は漫画の魅力です。
この環境があるからこそ、作品の飯がめちゃくちゃ光輝きます。
この強制収容施設では、重労働である程度のお金を貯めると「1日外出券」が買えるようになります。
ちなみにハンチョウは労働の他にイカサマ博打や班長特権の物品販売でたくさんお金を稼いでいる(他の受刑者を養分として)ため、たくさん外出券を買えます。
この外出券でシャバの美味しいご飯にありつけるというのがこの作品の設定です。
一方で禁欲環境、その一方で豪華な飯。
この対比が読者の食欲をそそること間違いなしであります。
魅力2.いい年のおじさん達がめちゃ仲いい
※2巻より

海辺で3人で遊んでいます。
全員30歳を超えています。
おじさんになってもこんな無邪気に遊べるってよくないですか?
この後に3人でカップラーメンを食べるのですが、なんとも美味しそうでした。
私はこれを見た瞬間、湘南の海に行くことを決意しましたね。
海ではしゃいで、BBQして、夜は花火をする。というプランが頭の中に。
最高っすわ。
このほかにも3人でファミレスで朝までダベるシーンがあったり、とにかく仲のいい3人です。
(原作「カイジ」では最終的に3人は決別しますが、そこは目をつぶりましょう)
魅力3.真似したくなる
この3人は地下収容施設に入っており、過酷な労働をしているからこそ、1日外出券で遊びまくる姿が最高に映えます。
ここで、我が身を振り返ってみましょう。
この3人ほどではないにしろ、平日は仕事で疲れ切り、鬱憤を抱えている人が多いはず。
もちろん私もその一人です。
社畜はこの3人を自らに重ねることができるんですよ!!
だから、感情移入して真似したくなります!!
※3巻

この絵は寒い日に友達の家に引きこもって、ひたすらボードゲームやら麻雀やらをやる会です。
なんという幸せでしょう。
上記の海もそうなんですが、社畜にとってとにかく真似したくなる娯楽がつまっているのもこの作品の魅力なんです。
オススメの1品ですので、よかったらぜひ!!
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