若ハゲ29です。
今回オススメする書籍はこちら。
ひろゆきさんの「働き方 完全無双」です。
沈んでいく日本で個人の働き方にフォーカスして書かれた本になります。
Contents
働き方 完全無双
日本は二極化する
ひろゆきさんいわく、今後の先進国は
「競争に勝ってお金を稼げる人、競争に負けてお金を稼げない人の2つに分かれる」
と言います。
すなわち、二極化の時代です。
漏れなく日本もそうなります。
そして競争に勝つのは一部だけ。一人勝ち状態になる。
というか、もうすでになっており、GAFAはいい例ですね。
それぞれの業界で他社に圧倒的な差をつけて一人勝ちしています。
では、競争社会で勝ち続けるしか幸せになる道はないのか・・・。
本書はそこから抜け出せる別の生き方を提唱しています。
ワンチャンを狙う働き方
競争から抜け出す方法の一つは「経済と個人の幸せを切り離す」。
すなわち、お金がなくても大丈夫な状態にもっていく手法。
これは下記の本に全て書いてあります。
本書はまた別のアプローチを示しています。
それが「個人としてワンチャンを狙いながら幸せを目指す」です。
これは働き方にフォーカスして、一発逆転を狙う方法です。
これを「無双状態で働く」と表現します。
無双状態で働くとは、
「個人の攻め方・守り方をマスターし、企業の倫理を身に付けて、業界としてよりよい環境に身を置く」
という働き方です。
この働き方について本記事ではピックアップしてご紹介します。
攻め方:「新しいこと」にはとにかく首を突っ込んどけ
ワンチャンを狙うとは、「新しいことにはとにかく首を突っ込んどけ」ということです。
ユーチューブやニコニコ動画が当たったとき、会社が成長するのと同時に、動画を上げている人達も有名になりました。
何か新しいサービスの上にいる人は、そこにたまたまいるというだけで突然ゲタを履ける時期があると。
これは、その人がすごく優秀ということではなく、たまたま早くからそこにいたという事実が大きいとしています。
そのため、何か新しいことが流行したときや、最先端の人が使っているツールというのは、とりあえず早めに手を出すと化けるかもしれないということです。
そのためには、やはり「自分の時間」が必要だと述べています。
自分の時間を作るためには、時短スキル、できるだけラクをする思考法が大切であると。
つまり、実社会では素早い結果を求めながら、個人では新しいツールやものづくりをコツコツとやっておくという戦略がベターだということです。
守り方:生活保護戦略
守り方にはブラック企業から身を守る方法等も紹介されていますが、本記事では生活保護戦略を取り上げたいと思います。
本書で語られる理想はベーシックインカムという制度で、毎月7万円程度を国民全員に配るという制度です。
しかし、医療費や年金にメスをいれることになり、高齢者が圧倒的強者である日本では実現が難しいとのこと。
そこで、若者が取る戦略として生活保護戦略をオススメしています。
生活保護は国民の権利なので国民は堂々と主張していいとしています。
海外であれば権利の主張が当たり前で、日本ではモラルが先に来るので取りにくくなっているとのこと。
うつ病の診断書を出してくれやすい病院があり、キーワードを言うことで取れるそうです・・・。
そして、生活保護を受給すると。
ずる賢い守りの戦略ですが、そうでもしないと生き残れない時代にきていると。
企業の倫理:会社がずっと生き残るわけないじゃん
事業は新しく生まれるのは当たり前だし、なくなるのも当たり前だと。
昔の花形の造船業は衰退し、インターネットの発達でゲーム会社などは急成長しました。
企業が数年のうちに急成長と衰退を繰り返すわけで、個人にとって40年以上同じ会社に勤めることは物理的にできなくなっていると。
そんな中、結局残るのは仲のいい会社だそうです。
そのため、会社としては長期的に関係を築けない人は会社に入れさせないという戦略が成り立ちます。
以上を踏まえ、個人としては、会社を辞めた後の準備や人間関係の見直しを進めましょうという結論です。
環境:死んでも「オワコン業界」は選ぶな
業界選びは重要で「たまたまそこにいたから」ということが人生を決めると。
日本に可能性があるのは「観光」と「IT」だけだそうです。
それだけか~という印象です。
多くの日本人はこのどちらの業界にも入っていないでしょうから、厳しいかもしれませんね。
終わりに
いかがだったでしょうか。
皆と同じことをしていればよかった時代は終わり、違うことをやらないと皆で仲良く落ちていくという時代になります。
本書を頼りに、人とは違った戦略で生き残りの道を探してみるのがいいと思い紹介してみました。
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